about
牢国都市“パノプティコン”
——そこに暮らす主人公(プレイヤー)は、
生まれた時から懲役100万年を科された
“咎人”である。
彼は、その刑期を減らす戦闘行為
“ボランティア”を繰り返す日々の中で、
歴戦の戦士である“ウーヴェ”という仲間を得る。
さらに、“アリエス・M”という女性が
主人公の前に時折現れては、
未来を暗示するかのように意味深な言葉を告げてくる。
監視者、仲間、謎の存在……
主人公はさまざまな人物と出会い、
苦難を乗り越えながら自由を得るために戦う。
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『フリーダムウォーズ』の舞台は、人々の過ちによって旧来の国家が崩壊し、世界中の何もかもが荒れ果てた未来。
従来の暮らしを続けられなくなった人類は、“パノプティコン(PT)”と呼ばれる要塞都市を各地に作り、厳しい環境を持つ外界との間に壁を築いて暮らし始める。
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しかし、わずかに残る資源や、現状を打破するための研究成果などを求め、各都市は抗争を繰り広げていた。
また各地のPTは、効率的に資源と住民を管理する必要性から、ほとんどの人間に“懲役100万年”を科す。「ただ生きることは罪であり、住民は都市に貢献すべきだ。その貢献に応じて、幸福を分配する。」
それがPTのルールだ。 -
こうして、懲役を科せられた人々は“咎人”と呼ばれ、
“ボランティア”という名の戦いへ参加を強いられる。
PTの理念を述べた憲章はこう結ぶ——
「我等の前に国家なし、我等の後に国家なし。
我等が崇高なるパノプティコンの理念の下、最終的かつ徹底的な幸福の希求に邁進せよ。」
牢国都市“パノプティコン”
国土そのものが人工的に建設された都市国家。
都市内では、“PT法”という名の絶対的法典に基づき、人を含めたすべてのリソースが徹底管理される。
PT法は、都市の意思の具現化とも言うべきもので、世界各地のPTに同じ法が採用されている。
咎人とアクセサリ
咎人は、生まれながらに
懲役100万年を科されたPT所属の人間。
“ボランティア”という戦闘行為をこなすと、
刑期を減らすことができる。
また、“アクセサリ”と呼ばれる生体アンドロイドが側につき、常に行動を監視される。
戦闘におけるパートナーでもあるアクセサリは、咎人とあわせ、
ストーリーの進行によってプレイヤーの好みにカスタマイズできる。
ボランティア
PTの命令で行う戦闘ミッション。
他の都市の咎人と戦ったり、人類を脅かす巨大な生体兵器“アブダクター”と戦ったりする。
アブダクターとの戦いでは、その討伐の他、さらわれた市民や仲間の“奪還”が目的となっている。
完全監視の“独房”
咎人に与えられる唯一の個人空間。
特に予定のない場合は、ここに収監される。
咎人も都市にとっての資源であるため、
監視体制は厳しく、個人の自由はほとんど存在しない。
情報位階権限(コード)が上がった咎人には、
より清潔な独房が与えられる。
交流禁止の社交空間
“ロウストリート”
PT内の各独房をつなぐ、比較的広い区画。
各独房の入口や区画全体を監視できるような建築構造になっている。
外出を許可された咎人たちにとっては憩いの場でもあるが、
あくまでも監視が行き届いた場所であることを忘れてはならない。
PT間抗争
各PTは、資源を奪い合い激しく抗争している。
その結果、勝者は勢力を拡大し、
敗者はその傘下に収まることも珍しくない。
そうして強大化したホウライPTは、傘下のメガラニカPTを従え、主人公のPTに攻撃を仕掛けてくる。